高校生で不登校になった2つの原因(不登校から早稲田へ|第1弾)

こんにちは!現在フロリダ在住のチェナです。自己紹介でも書きましたが、私は高校生の時に不登校になって半年以上学校に行っていませんでした。実際に学校を辞める一歩手前でしたが、そこから復帰して早稲田大学に現役合格!現在ご自身や大切な方が不登校に悩む方の少しでもお役に立てればと、私の体験談を共有させていただいています。今回はその第一弾です。

目次

高校生で不登校になった原因2つ

まずは、不登校に陥った原因について大まかにまとめて、その後で詳しい話をさせていただきます。高校生の時に不登校になってからだいぶ経ち、色々な経験をした今だからこそ、振り返って冷静に分析ができると思っています。色々なことが重なっての結果だったとは思いますが、主な原因は2つあると思っています。

高校生で不登校になった原因1: 理想と現実のギャップ

「こんなはずじゃなかった。」

不登校の時、何度もそう思ったことかわかりません。

私は、昔から理想や目標をかかげて、それに向かって努力をするタイプでした。もちろん目標に向かって頑張れることは長所でもあるのですが、これが私の人生においては諸刃の剣となります。

中学生の頃の私はイオンでテンションがあがっていた田舎の子(笑)で、中学校の同級生はほとんど全員幼稚園からの幼なじみ。だからこそ何となく飽きていた部分もあり、高校では新しい友達に出会い、新しい自分として、漫画やドラマみたいな楽しい3年間を送るんだ!と意気込んで自分なりの理想の高校生活を描いていました。しかし、実際入ってからは理想とはかけ離れた高校生活を送ることに。

後ほど詳しく書きますが、車で親に学校まで送ってもらって、先生が迎えにきても泣きじゃくって結局家に帰ったり、ものすごく頑張っても保健室登校。お昼ご飯を新しくできた友達と一緒に楽しく食べる!どころか、1人で便所飯まで経験。理想をかかげては真っ直ぐ努力する、というタイプだったからこそ、この理想と現実のギャップというのが苦しかったのです。

高校生で不登校になった原因2: パンダ思考

白黒思考、0か100かの思考。まさに私は、このパンダ思考で生きてきた人間でした。更にそれが転じて完璧主義。中間で落ち着く、曖昧を受け入れる、ということができなかったんですね。この完璧主義も上手く使えば成功に繋がるのかもしれませんが、これはものすごーく厄介な思考で、不登校に繋がる大きな要因だったと思います。

先に書いた理想と現実の話で言えば、理想が100, 現実が0という捉え方でした。「思い描いてたのと違うけど、これはこれで楽しもう!」「ちょっと失敗したけどまた持ち直そう!」とは思えず、「失敗した時点で私は0。もうダメだ。」という思考で、自分を追い詰めていきました。

この、自分で自分を追い詰める、というのは凄く辛いんですよね。周りからは理解しがたいので、周りから何を言われても響かない、言われなくたって自分でもわかっている、という状況になってしまうんです。だからこそ周りも大変だったでしょうし、大事な人のそういう姿を見ることでまた自分が嫌になっていく、という負のループでした。

今ではパンダ思考との付き合い方も覚えたので追い詰められるほど苦労するようなことはありません。思考の癖は治すのが大変ですが、自覚をすることが第一歩だと思います。不登校の方や、不登校の方が身近にいる方だけではなくても、言われてみれば自分にもパンダ思考の要素があるかもしれない。という方も、これからの記事でお話する私の具体的なパンダ思考を覗いていただいて、自分に重ねたり、客観視したりしながらして、少しでも皆さんの思考の癖との付き合い方のヒントになれれば幸いです!

まとめ

今回は、私が高校生で不登校になった原因に2つについてお話しさせていただきました。理想と現実のギャップは具体的にどのようなものだったのか?パンダ思考の私はどうやって自分で自分を追い詰めていったのか?また不登校児としての学校生活について、次回は具体的な話を書いていきます!ご自身、または大切なかたが不登校になって悩んでいる方に少しでも参考になれば幸いです。不登校の体験談の全投稿は、1番下の「関連記事」からご覧いただけます!(「この記事を書いた人」の下にあります。)

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