不登校回復期に逆戻り?私の体験談と乗り越えた方法

こんにちは、元不登校時のチェナです!私は、高校生1年生の頃、不登校になってしまい、11月頃まで学校に行っていませんでした。実際に学校を辞める一歩手前でしたが、そこから復帰して早稲田大学に現役合格!現在ご自身や大切な方が不登校に悩む方の少しでもお役に立てればと、私の体験談を共有させていただいています。不登校関連の投稿は全てこちらからご覧いただけます!

目次

不登校回復期の体験談

前回の記事でお話しましたが、不登校から脱出して今の高校でもう一度頑張る、と決めたものの、いきなり毎日問題なく通えるようになった!というわけでは当然ありませんでした。所謂「回復期」に突入したわけですが、逆戻りして「行きたくない」と言い出した日も当然ありました。というのも、友達がいきなりできるわけでもないし、勉強がいきなりできるわけもないので、当然ですが、不登校になってしまった原因は通い始めてもそのまま残っています。ただ、私なりに対処の仕方を変えたことで、逆戻りするようなことはあったものの、回復期を経て不登校から抜け出すことができました。

不登校回復期|友人問題の対処法

私は不登校になったことで、クラスの友人と仲良くなることができず、一緒に食べる人がいないからトイレで1人で食べていました。しかし、母が作ってくれるお弁当をトイレで食べるのも悪い気がして、あえて教室で気にせず堂々と食べてみよう、と1人で教室で堂々とお弁当を食べることにしました。そうすると気を遣って全く仲の良くない人たちが一緒に食べようと言ってきてくれたり、話しかけてくれたりしたのですが、逆に私はそうやって気を遣わせてしまうことが嫌でした。他のクラスの部活の子に混じって食べさせてもらうということをしたのですが、その子達もクラスの他の部活の子と一緒に食べてるので、やはり気を遣わせてしまうことが申し訳なくて断念。そんなことが続いて「やっぱり行きたくない!」と言ってたまに休んだり、遅刻して学校に行ったりする日もありました。最終的には、隣のクラスの同じ部活の子で、同じようにクラスに友達がいない子と食べるようになって落ち着いたのですが、そうなるまでに数ヶ月かかりました。(復帰し始めたのが11月ごろだったので、ほぼ1年生の終わりの頃でした)

その時は真剣に悩んでいたのですが、今だったら、気にせず堂々と1人で食べる、ということを貫いていたと思います。笑 その頃とだいぶ物事の見方や考え方が変わったのでこう思えますが、当時はお弁当を誰と食べるか、1人だと思われないか、など死活問題だったんですよね。なので、同じように悩んでる人がいたら、くだらない、とか決して言わないようにしてあげてくださいね!大体の場合、本人もそんなことわかっていて、そんなことで悩んでるのが辛いんです。

不登校回復期|遅れた勉強の対処法

勉強は、しばらく学校を休み、その間も全く勉強をしていなかったので、かなり遅れていました。また、入学時には特待生として学費免除の約束でしたが、当然ですが不登校になって成績はボロボロで特待生は取り消し。月の学費は支払うことになってしまいました。親はそんなの気にしないでいい。むしろ、もう成績を気にしないでもいいじゃないか、と言ってくれました。私は文系科目が得意で、理系科目がとてつもなく苦手だったので、大学も国公立に行くことはこの時点で選択肢から外して、私立文系を目指すことに。どうせ特待生じゃないのだから、と大学合格を1番に考えて勉強をしていくことに決めました。なので、国語と英語は力を入れて、他の科目は赤点を取らないようにする、という方針で行くことに決めました。1年生の頃は日本史ではなく世界史だったのですが、相当遅れていたためいっそのこと2年生から始まる日本史に力を入れようと決めました。(今考えると日本史は覚えることが多いので、遅れてでも世界史の方が良かったと思いますが。笑)最初は、殆どの科目が下のクラスでしたが、次のテストでは、目論見通り、英語、国語だけは1番上のクラス、他は下から数えた方が早い、という結果に。下のクラスに入る時はやはり人の目が気になりましたが、私は自分の目標に合わせてやっているんだ!と何度も自分に言い聞かせることで段々と気にならなくなってきました。

これは、完璧主義、パンダ思考の私にとっては一歩踏み出せた瞬間だったと思います。全部が完璧じゃなくていい、自分が良ければそれでいいんだ、という思考に切り替えたことで、過ごしやすくなったのです。それでもまだ思考の癖はすぐにはなくなりませんでしたが、超パンダ思考にとっては大きな変化だったと思います。

不登校回復期|最大の壁はこれでした。

そうしていくうちに、春休み直前、あともう少しで進級、というところまできました。不登校で授業数が足りなかった私がそのままスムーズに進級、という訳にはいかず、進級テストを受けることに。私のように授業数が足りない、という人が他のいたのかわかりませんが、大半は赤表を取ってしまってテストをやり直し、という人達でした。1つの教室に全員が入るほどの少ない人数だったのと、赤表を取って進級テストやり直しになった人の友達がわざわざ茶化しにきたり、教室を覗きにきたりしていました。そういう人たちはそもそも私に興味はないので気にしなくてよかったと思うのですが、元々、下のクラスに入るのに人の目が気になって嫌だった私は当然その環境が地獄でした。 また、通学バスが一緒の子に、私から進級テストのことを全く話していないにも関わらず、「進級テスト受けてるみたいだけど大丈夫!?」と言われて、誰が進級テストを受けているかある程度広まっているのか、と落ち込んでしまい、やっぱりもう行きたくない!と言い出す始末に。親と先生に、ここまで頑張ったんだから、もう少し頑張れ!と鼓舞されて、結局最後までテストを受けて進級テストは合格しましたが、その時は相当に辛かったのを覚えています。

まとめ

以上が、私の不登校回復期の体験談と具体的な対処法でした。不登校になってしばらく学校を休んでしまった場合は、その影響というのは復帰した後でも少なからず出てきてしまうものです。その時は辛いと感じてしまうと思いますが、それを乗り越える価値は十分にあるはずなので、どうか負けずに頑張ってください。当時の私のように周りの目が気になるという方!大丈夫です、周りはそこまで気にしていません。自分が一歩踏み出して不登校から復帰をしていることを褒めてあげてくださいね。

これまでは私の不登校体験記を書いてきましたが、次回の記事では、現在不登校に悩む方に向けて今私が伝えられるメッセージを書かせていただきます。これまでの不登校から早稲田へシリーズのブログを読んでいない方は、ぜひ1番下の「関連記事」からご覧ください!(「この記事を書いた人」の下にあります。)

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